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2009/03/27(金) 16:01:53
乳腺のお話<乳腺腫瘍>
こんにちは。 前回の老化と、年をとった子に多い病気のお話はいかがだったででしょうか? 今回は、女の子に多い注意していただきたい病気“乳腺腫瘍”のお話です。 乳腺腫瘍とは、乳腺にしこりなどが生じる病気です。 乳腺腫瘍には、良性と悪性があり、犬ではしこりができた場合 良性と悪性が半々とされています。平均発症年齢は10~11歳です。 猫では90%が悪性だと言われています。 平均発症年齢は10~12歳です。 イヌは避妊手術の時期により発症頻度が変わります。 ![]() 上の表の数字を見てわかるように、2回目までの間に避妊手術をすることをおすすめします。 女の子の飼い主さんは、おっぱいの近くに不自然なしこりがないか、日頃から確認してあげて下さい。 もしも発見したら、病院に受診する事をおすすめします。 治療法の第1選択は、外科的切除です。 病理検査で良性か悪性がわかります。 また、“炎症性乳がん”というタイプの場合、非常に悪性度が高く、効果的な治療法はありません。 刺激院より炎症を進めてしますため。手術できないのです。 <まとめ> 交配させないのであれば、早めに避妊手術をする。 日頃から体を触るようにして、早期発見に繋げる事が大切だと思います。 次回は4月から始まる狂犬病についてと、フィラリアについてお話したいと思います。
「乳腺のお話」
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