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コラム
お知らせや病院内の出来事など。
2009/10/07(水) 17:25:47

「膀胱炎と尿石症のお話」

毎日冷たい雨が続いていますが、みなさん、いかがおすごしでしょうか?
今回は、これからの時期に(特にネコちゃん)多い病気
膀胱炎尿石症のお話をしたいと思います。

これからの病気は寒くなり、だんだんと運動量や飲水量が減る事によって起こりやすくなります。



『膀胱炎』

細菌や結石などにより、膀胱内に炎症を起こしている状態。

トイレの回数が多い。でも、ちょっとしか出ない・・・便秘かな?
と、いう時には、膀胱炎のことが多いです。

膀胱に炎症がおこると、膀胱の中が空でも尿意をもよおします。
でも、実際には溜まっていないので、ごく少量のおしっこしか出ないのです。

<症状>
・トイレに何度も行く
・水をよく飲む
・悪臭尿
・トイレ以外のところで排尿する
・茶褐色や白っぽく濁ったおしっこをする

など。

※適切な治療をしないと、慢性化することも多いので、この様な症状が出たら病院で診察を受けることをおすすめします。




『尿石症』

尿の中に結晶などの砂状物質や結石ができ、尿道がつまったり、膀胱を傷つけたり、細菌感染する病気です。

<症状>
・排尿動作をしてもなかなか尿が出ない
・トイレ以外の場所でおしっこをする
・尿にキラキラしたもの(結晶)が出る


特に雄ネコに多い症状
・性器をよく舐める
・トイレから出てきても性器を露出したまま



●結石の原因●

ほとんどが普段の食事が原因です。
正常な犬の尿phは6,5以下、猫では6以下が良いとされています。
しかし、市販にのフードでこの値をクリアする食事はごくわずかです。
フードの内容物により、マグネシウム、リン、カルシウムが多すぎたり
野菜の食べすぎでシュウ酸カルシウムが多すぎたりして、結石ができやすくなります。

※おしっこが全く出てない場合は、一刻も早く病院に来院してください。
治療が遅れると、尿毒症(腎臓の機能が低下し、尿によって排出されるべき有害物質が体内にたまってしまう病気)を併発し、命を落とす危険があります。



<予防>
・新鮮な水をいつでも飲めるようにする
・トイレをいつも清潔にする
・適度に運動をさせる
・適切なフードを与える
・肥満にさせない
・ストレスをためさせない




▼まとめ▼
ワンちゃんでもネコちゃんでも、おしっこの病気を放っておくと危険です。
普段からよく観察してあげて下さい。
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